ページタイトル:高座神社のフジキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:高座神社のフジキ 名称 高座神社のフジキ (たかくらじんじゃのふじき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 フジキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 兵庫県丹波市山南町谷川(注4)
 〃 3次メッシュコード 5235−40−74
 〃 緯度・経度 北緯35度04分09.1秒
           東経135度03分01.5秒
兵庫県指定天然記念物(1993年3月26日指定)
撮影年月日 2015年7月24日

注1)1993年11月に兵庫県教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注4)2004年11月1日、氷上郡内6町が合併して丹波市誕生。旧行政区は氷上郡山南町





 旧山南町中心部から加古川の支流山田川の右岸を上流に向かう。両岸の山が迫ったかと思うと、間もなく左手に高座神社が見える。
 高座神社の主祭神は、高倉下命(たかくらじのみこと)。記紀神話では、神武天皇東征の際に登場する神のようだ。境内に掲げられた略記では「丹波国造家の祖神、丹波の守護神」とされている。古くから続く神社で、延喜式内社。宝永2年(1705)建立の本殿は兵庫県指定文化財。(訪ねた時はちょうど解体修理の最中だった)
 参道途中に立つフジキも兵庫県から文化財指定(天然記念物)を受けている。
 全国にフジキ巨木は少ない。スギやケヤキ、クスノキなど、特大の巨木を見慣れた目には大したことがないように思われるかも知れないが、フジキとしては、これでも十分な巨木なのである。
 根元に空洞があるものの、背も高く、なかなか立派なフジキであるように思う。
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