ページタイトル:高倉彦神社のケヤキ サイトのシンボル

画像:高倉彦神社のケヤキ

画像:蛸島漁港から見える高倉彦神社社叢
名称 高倉彦神社のケヤキ
    (たかくらひこじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県珠洲市蛸島町
 
〃 3次メッシュコード 5637−12−25
 
〃 緯度・経度 北緯37度26分19.8秒
           東経137度18分44.0秒
珠洲市指定天然記念物?(1962年2月13日指定?)(注2)
撮影年月日 2007年9月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)「高倉彦神社社叢(山王の森)」として指定された。森の主体は背後の小山。山から離れて境内平面に独立するこのケヤキも含まれているのかどうかは未確認





 今は廃線となってしまった「のと鉄道能登線」の終点が蛸島駅であった。
 その廃駅近くの蛸島漁港から東に見える緑の小山が市天然記念物「山王の森」だ。タブノキやスダジイなどの照葉樹が、森の緑を構成している。周囲は東西にやや長い楕円形で、標高は30mほど。(下図は漁港から見る山王の森)
 ケヤキはそこにはなく、境内前面にポツンと離れて立っている。
 御覧のように、主幹を途中で失っている。社殿側から見たときには、ただずんぐりしているだけの普通の姿だったが、裏に回ると、様相が一変。まるで違う姿だ。
 中心部が朽ちて失われて後、ずいぶん時間が経過したのだろう。残った部分の周縁部が肥厚して、このような形になったと思われる。
 こんな姿になってもまだ成長を続けているようで、目通りの実測値は5.7mあった。
 
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