ページタイトル:高木のしだれ桜 当サイトのシンボル

画像:高木のしだれ桜(全景) 名称 高木のしだれ桜 (たかきのしだれざくら)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.1m(注1)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 長野県諏訪郡下諏訪町高木(北高木)
 〃 3次メッシュコード 5438−00−78
 〃 緯度・経度 北緯36度04分05.5秒
           東経138度06分18.3秒
下諏訪町指定天然記念物(1971年1月26日指定)
撮影年月日 2017年4月23日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測(環境省データ(2000年調査値)は380cm)
注2)下諏訪町教育委員会が設置した案内板による





 下諏訪町の高木は、諏訪湖北東部の湖畔の集落。このあたりでは平地が狭く、家々の多くは斜面にあって、湖面を見おろすように建っている。
 その北部、小高い場所に、老人保健施設「グレイスフル下諏訪」がある。ウェブ地図マピオンやグーグル地図に載る大きな施設だ。
 標記のシダレザクラは、その近く。「グレイスフル下諏訪」を目標に訪ねれば、位置はわかりやすいと思う。(ただし、そこに至るまでの町なかの道は狭く、入り組んでいて、道順が分かりにくいので注意)
 案内板によれば、元和元年(1615)、諏訪藩初代藩主頼水(よりみず)の長男忠常(ただつね)が大坂夏の陣に出陣して帰藩する際、記念として持ち帰った苗木を藩士に分けたとする伝承があるようだ。その1本がこれだという。(岡谷市の昌福寺にも同様な話が伝わる)
 訪ねた時はちょうど満開。艶やかな姿を堪能できた。
 この桜も墓地に立っている。(信州では墓地に桜が植えられることが多い)
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