ページタイトル:高原の椎木 当サイトのシンボル

画像:高原の椎木

画像:高原の椎木(幹と並ぶ)
名称 高原の椎木 (たかはらのしいのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 8.9m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 島根県大田市富山町山中(高原)
 〃 3次メッシュコード 5232−64−45
 〃 緯度・経度 北緯35度12分39.8秒
           東経132度33分58.0秒
大田市指定天然記念物(1993年3月17日指定)
撮影年月日 2011年8月22日

注1)1993年9月30日に大田市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 市立富山(とみやま)小学校の西南西1kmほど。棚田が広がる一角に、少し小高いところがあり、そこに立っている。
 案内板によれば、明治の末まではここに諏訪神社があって、スダジイは神木とされていた。当地の人は「諏訪のシイの木」と呼んでいたという。
 現在、神社を思わせるものは何も無く、土地もシイの木も個人の所有物である。
 天然記念物指定の際には、全体を1株としている。はたして本当に1本の木と見なせるのかどうか、現況からは判断がつきかねるが、統一感はある。
 かつては少なくとも5本以上の幹があったと思われる。時とともに朽ちた幹は倒れ、今はそのうち3株が生きている。
 幹の1本だけを見れば、驚くような太さではないが、全体としてのインパクトは相当なものだ。
 ただ、傷みが目立つのが心配である。
 
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