|
|
|
名称 高萩のしだれ桜 (たかはぎのしだれざくら)
名称の典拠 現地の樹名標(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県白河市表郷社田(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−42−82
〃 緯度・経度 北緯37度04分29.3秒
東経140度16分53.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年4月7日
注1)白河観光協会が設置
注2)白河観光物産協会のウェブサイト「行って!みっぺ!!白河」による
注3)2005年11月7日、白河市に合併。旧行政区は西白河郡表郷村
JR白河駅から直線距離で南東に8.5kmほどの藤野川(ふじのがわ)右岸。国道289号に県道277号(社田浅川線)がぶつかる三叉路の西側高台に、左図のシダレザクラが立つ。国道289号からもちらっと見えるのだが、運転に集中していると見逃してしまうかも知れない。(脇見運転注意)
この土地の人が作ったと思われる手作りの案内板によると、ここは太夫屋敷と呼ばれる場所で、昔、この辺りに白河城主阿部家の家老屋敷があったと言われているという。幕末の戊辰戦争の頃、果樹園を拓いたが、霜害に悩まされて失敗。北海道に移ったと伝えられているらしい。
この桜は、その家老が植えたのだろうか。阿部氏が城主だった時代は幕末の頃のようなので、もしもそうだとすれば、樹齢は200年くらいということになる。それとも、もっと前から立っていたのだろうか。
外来者のために、案内表示はもとより、広い駐車場も使わせていただける。「おもてなし」の心が嬉しい。
ロープの外からの目分量では幹囲4mまではないように見えるが、全体に若々しく、花色の濃い、とても優美なシダレザクラだ。
ここに住む方々が自慢に思うのも、もっともだと思う。 |
|