ページタイトル:西ノ宮の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:西ノ宮の桜(幹と並ぶ) 名称 西ノ宮の桜 (にしのみやのさくら)
名称の典拠 喬木村公式ウェブサイト(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注3)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 長野県下伊那郡喬木村阿島(郭)
 〃 3次メッシュコード 5337−27−11
 〃 緯度・経度 北緯35度31分06.8秒
           東経137度53分06.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月6日

注1)商工観光課の開花情報サイトにこの名前で載っている
注2) 「名桜・古桜・一本桜」による
注3)宮誠而さんの「M式」を真似て実測





 JR飯田線元善光寺(もとぜんこうじ)駅の南東1.5kmほどのところに、赤く塗られた長さ372mのトラス橋がある。天竜川に架かる阿島橋(あじまばし)だ。
 阿島橋の東には、二つの支流、加々須川(かかすがわ)と小川川(おがわがわ)に挟まれた細長い河岸段丘が広がり、段丘上面と下面との高低差は80mほど。
 加々須川側(北側)から段丘上に登る道が県道456号(大島阿島線)。登り口の集落が郭(くるわ)だ。
 県道の途中、比較的半径の大きなヘアピンカーブの外側に郭社が鎮座する。しかし、地元では「西の宮」と呼ばれることが多いようで、鳥居額にもそう記されていた。
 参道石段のすぐ横、向かって右側に、幹囲5m超のエドヒガンが立つ。
 地上2〜3mで大きく5幹に分かれ、途中で切られることもなく遠くまで伸びている。シダレザクラにしばしば感ずるなで肩の温和な優しさと異なり、むしろ逞しく力強いと表現できそうな姿だ。
 車窓からもよく見える。
 堂々たる体格の大桜なのだが、何故かネット上で言及されることが少ないのが意外である。
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