|
|
|
名称 鷹鳥屋神社のスギ
(たかどやじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.7m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県佐伯市宇目南田原(うめみなみたばる)字真弓(注2)
〃 3次メッシュコード 4931−14−47
〃 緯度・経度 北緯32度47分38秒
東経131度35分29秒
大分県指定天然記念物(1985年3月29日、「鷹鳥屋山の自然林」の名称で、鷹鳥屋神社の境内林を含む山頂付近の樹林を一括指定)
撮影年月日 2017年4月4日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年3月3日、佐伯市に合併。旧行政区は南海部郡宇目町
五ヶ瀬川(ごかせがわ)支流の北川ダムの西に聳える山が鷹鳥屋山(たかとやさん、639m)である。山頂の北西側、標高580mほどのところに鷹鳥屋神社が鎮座する。麓の真弓集落から神社の近くまで道路があって、車で登ることも可能だが、とにかく、家々からはずいぶん離れた山中の神社である。
駐車場から神社までの歩道も、コンクリートで舗装されていて歩きやすい。
神社から山頂にかけての一帯は、大分県の天然記念物でもあり、また林野庁の「郷土の森」でもある。(両者の範囲は同一ではないようだが、重なっている部分が多くあるように思われる)
駐車場から神社まではスギと照葉樹の混生林だ。スギではかなりの巨木も見受けられるが、しかし、歩道周辺には上記データにあるような大杉は見当たらない。もう失われてしまったのだろうか。
左図は、樹林内で最大と目星を付けた個体。社殿に向かって左側の樹林内に立つ。(このほかにも大杉は多くあり、このスギが図抜けて大きいわけではない)
幹囲8mに近いという圧倒されるような大杉に会うことはできなかったが、森にはさまざまな樹種の巨木が林立する。「巨木の森」の雰囲気を味わうには十分である。 |
|