名称　高田桜　（たかだざくら） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　エドヒガン 樹高　１８ｍ（注2） 目通り幹囲　６．３ｍ（注2） 推定樹齢　伝承４５０年（注2） 所在地の地名　福島県石川郡石川町高田 　〃　３次メッシュコード　５５４０−５３−７６ 　〃　緯度・経度　北緯３７度０８分５８．４秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度２７分０７．９秒 福島県指定天然記念物（１９５６年９月４日指定） 撮影年月日　２０１０年４月１８日 注1）石川町教育委員会が設置（設置年月不詳） 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　北海道・東北版」による 　町立歴史民俗資料館南の山裾に立つサクラ。 　訪れた平成２２年（２０１０）は、４月に入っても時折り冬に逆戻りしたような寒い日が来る、天候不順の年だった。周辺に見える白いものは、前日に降った雪だ。 　雲がかかり、日差しもないので、どことなく寒々とした写真になってしまったが、本来は、色の濃い、艶やかな花をつける老桜である。 　福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」によれば、戦国時代の領主石川山和守がこの地を領した頃に植えられたと伝えられているようだ。 　なお、東を流れる今出川の両岸には、ソメイヨシノが植えられている。巨木というわけでないが、花見の対象としては、なかなかきれいだ。 　このソメイヨシノ並木も、高田桜とほぼ同じ時期に満開を迎える。休日には桜まつりイベントも催されるようだ。ゆっくり花見を楽しむのもいいかも知れない。