ページタイトル:姫宮御前のタブノキ 当サイトのシンボル

画像:姫宮御前のタブノキ(幹と並ぶ) 名称 姫宮御前のタブノキ
    (ひめみやごぜんのたぶのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福井県三方上中郡若狭町田井(田井野)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5335−26−69
 〃 緯度・経度 北緯35度33分17.3秒
           東経135度52分11.1秒
若狭町指定天然記念物(1992年10月20日指定)
撮影年月日 2012年5月19日

注1)福井県農林水産部の公式WEBサイト「ふくいの自然マップ(名木マップ)」による
注2)2005年3月31日、郡の異なる2つの町が合併して、新しい郡、新しい町(若狭町)ができた。旧行政区は三方郡三方町





 三方五湖のひとつ、三方湖の南西、第二小学校の南500mほどの山裾に田井野(たいの)の集落がある。
 町天然記念物のタブノキは、集落のなか。すぐ近くまで姿が見えず、案内表示もないので、分かり難いかも知れない。
 名前の姫宮御前は、図に見える小祠に祀られている。数戸が「講」を作って世話をなさっているようだ。
 訪ねたとき、講の一人だとおっしゃる、かなり年配の男性が草取りをしておられた。
 その方のお話では、もとはタブノキがもう1本あったそうである。これより大きかったのか、小さかったのかについて聞きそびれてしまったが。
 また、このタブノキだというわけではないが、昔、まだ土葬があった時代には、しばしばタブノキの根元に埋葬されたと聞いたともおっしゃった。
 全国を旅してみて、中国・四国地方では、しばしば墓地にタブノキが見られるのを不思議に思っていた。若狭でも同様の慣わしがあるのだろうか。
 不思議の種が、さらに大きくなった。
 
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