ページタイトル:大麻山神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大麻山神社のスギ 名称 大麻山神社のスギ
    (たいまさんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県浜田市三隅町室谷(注2)
 〃 3次メッシュコード 5232−10−81
 〃 緯度・経度 北緯34度49分12秒
           東経132度00分39秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月28日

注1)まったくの目分量
注2)2005年10月1日、浜田市に合併。旧行政区は那賀郡三隅町





 海岸を走るJR山陰本線折居駅の東方2kmほどに、標高599mの大麻山(たいまさん)が聳える。
 南の折居川の谷から大麻山への道ができていて、山頂まで車で登ることも可能。
 山頂まで600〜700mというあたり。稜線上に出たところに大麻山神社の社務所と駐車場がある。社殿はそこから長い石段を上った先。凡そ1100年の歴史を持つ神社だ。
 石段の両側は、スギと広葉樹の混生林で、趣きは自然林。
 拝殿の前に出ると、向かって右に浜田市指定名木のイチョウ(幹囲3.8m)とスギ(同5.7m)が立つ。
 スギは、根から幹にかけての曲線が美しく、全体の姿も良い。樹林の構成員に比べ、洗練されている印象。
 しかし、左図は、そのスギではない。
 社殿平面の手前、向かって左手の樹林内に立つスギである。こちらは野性むき出しの姿。
 名木に指定されたスギよりも、こちらの方が大きいように思えたので、幹囲を6mとしたが、測定したわけではない。もしかしたら6mに少し足りないかも知れない。
 整った美しさよりも、奔放な力強さの方を好む私としては、このスギから大麻山神社の木々を代表してもらうことにした。
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