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名称 立戸八幡宮のイチョウ
(たちどはちまんぐうのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 650年(注2)
所在地の地名 島根県鹿足郡吉賀町立戸(注3)
〃 3次メッシュコード 5131−47−43
〃 緯度・経度 北緯34度22分25.4秒
東経131度55分10.9秒
吉賀町指定天然記念物(1965年3月25日指定)
撮影年月日 2011年8月18日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)旧六日市町文化財審議会が設置した標柱の側面にこう書いてあった
注3)2005年10月1日、柿木村と合併して吉賀町(よしかちょう)に。旧行政区名は鹿足郡六日市町
高津川右岸、国道187号新坂折トンネルの東の立戸集落に八幡宮がある。正式な名は単に八幡宮だが、各地に八幡宮があって紛らわしいので、地名をとって立戸八幡宮と呼ばせてもらうことにする。
平凡社「島根県の地名」によれば、弘安8年(1285)、吉見頼行(よしみよりゆき)が鎌倉鶴岡八幡宮を勧請したのが始まり。初めは立河内にあったが、のち、広石を経て現在地に移ったという。現在地への遷座は嘉暦元年(1326)という。
標柱に記されたイチョウの樹齢は約650年とあった。当地への遷座と、ほぼ同時に植えられたと考えられたものだろう。
イチョウは、そう遠くない過去に、大枝をすべて落とす大手術が施されたようだ。現在、葉を付けている枝は、主幹の太さに比べてみな細い。ついでにひこばえも整理されたようで、根元がすっきりした。
大手術が功を奏したのか、現時点での樹勢はまずまずの様子。
ただ、寄る年波のせいか、つけているギンナンのサイズは、みな小振りであった。 |
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