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名称 田端しだれ桜 (たばたしだれざくら) 名称の典拠 「古木しだれ桜コース」(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 6m(注2) 目通り幹囲 3.2m(注2) 推定樹齢 100〜199年(注3) 所在地の地名 長野県諏訪郡富士見町境田端 〃 3次メッシュコード 5338−62−43 〃 緯度・経度 北緯35度52分30.3秒 東経138度17分27.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2025年4月17日 注2)上記「古木しだれ桜コース」による 注3)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による JR中央本線信濃境(しなのさかい)駅の南東約1.7km。鹿ノ沢と甲六川(こうろくがわ)の谷に挟まれた細長い高台に田端地区がある。 田端地区の南部、南に向かって緩やかに傾斜する水田の一角に草地の小さな丘があり、その頂部に標記の桜が立つ。 桜の近くには比較的新しいお墓が数基。この桜も、長野県でよく見るお墓の桜である。 私有地の桜だが、少し離れてベンチがあったり、「踏み荒らしたり、ごみを捨てないようにしましょう」という注意書きがあることから、見学を拒んではいないようだ。(感謝。注意はもちろん守ろう。お墓の回りではしゃぎすぎるのも禁物) 北に八ヶ岳、南には南アルプスと、冠雪の遠嶺を借景に、ロケーションも良い。 実を言うと、ここには2本のシダレザクラがあって、樹冠が大きく、見栄えがするのは若い個体の方。こちらはまだ幹囲2m台で巨樹ではない。傍らにひっそり咲く方が標記の桜である。(根元に朽ちかけた標柱あり) かつてはこちらが主役だったはずだが、今は忘れ去られつつあるのではないか。 でも、惨めな感じがせず、円満な世代交代に思えたのは、光溢れる晴天だったからだろうか。 |
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