ページタイトル:しらかしの老大樹 ロゴ:人里の巨木たち

画像:しらかしの老大樹(道路脇のシラカシ)
 ↑ 道路脇のシラカシ(2号樹)



 ↓それよりやや下方に立つシラカシ(4号樹?)
画像:しらかしの老大樹(やや下方のシラカシ)
  名称 しらかしの老大樹
    (しらかしのろうたいじゅ)
名称の典拠 天然記念物指定名称より(注1)
樹種 シラカシ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県海草郡紀美野町田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5135−13−63
 〃 緯度・経度 北緯34度08分28秒
           東経135度24分54秒
和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日指定)(注1)
撮影年月日 2014年3月24日

注1)当時はシラカシが5株あったようで、それらを「しらかしの老大樹群」の名称で一括指定した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2006年1月1日、海草郡内の2町が合併して紀美野町誕生。旧行政区は海草郡美里町





 熊野神社の参道の途中に稲荷社があり、その近くにシラカシの古木が点在する。これらはかつての自然林の残存樹だという。(「わかやま文化財ガイド」による)
 昭和33年(1958)の天然記念物指定時には全部で5本のシラカシが指定を受けたが、案内板の設置時(設置年月不詳)までに2本が枯れ、3本になっていたようだ。
 現在はもう1本減り、2本。
 環境省のデータと照合してみると、1号樹と2号樹が残ったことになるが、案内板の位置から判断すると、残ったのは2号樹と4号樹だと思われる。どちらが正しいのだろうか。
 いずれにしても、最大の2号樹が残ってよかった。
 ただ、現状は樹皮の半面だけで生きている状態で、いつ枯れてもおかしくないような状況だ。もう1本も同様。
 少しでも長生きするよう、祈るのみである。

※2018年9月の台風21号で根元から倒壊してしまった。(2019/11/11追記)
 
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