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名称 鈴木のコガノキ (すずきのこがのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カゴノキ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 4.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県喜多郡内子町袋口(ふろく)(鈴木)
〃 3次メッシュコード 5032−35−23
〃 緯度・経度 北緯33度36分24秒
東経132度39分52秒
内子町指定天然記念物(1972年3月10日指定)
撮影年月日 2013年5月16日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
鈴木は、鎌倉山北東斜面の集落。
四国の旅では、こんな場所によく集落を作ったと感心することがよくある。何も鈴木が特別だというわけではない。これに類するところばかりと言ってもいいくらい、厳しい環境の山間集落が多いように思われる。それだけ、四国の山地は、全体が険しいのだ。(もちろん、先人が勤勉だったこともあるだろう)
そんな集落の一角、道路脇に、このカゴノキが立っている。
愛媛県にはカゴノキの巨樹が多い。そのため、幹囲4m台では陰に隠れがちだが、カゴノキでこれだけの大きさともなれば、やはり貴重だ。
低地側に回ってみると、力強い根が露出している。
これだけしっかりした根があれば、まだまだ大きくなることと思われる。県内のカゴノキ番付の上位に名前が出るのも、そう遠くないかも知れない。 |
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