ページタイトル(素桜神社の神代桜) サイトのシンボル

画像:素桜神社の神代桜

名称 素桜神社の神代ザクラ
   (すざくらじんじゃのじんだいざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明(およそ10m前後と思われる)
目通り幹囲 11.3m(注2) 今はもっと細い
推定樹齢 1200年(注3)
所在地の地名 長野県長野市泉平(いずみだいら)字素桜(すざくら)
 
〃 3次メッシュコード
          
 5538−01−13
 〃 緯度・経度 北緯36度40分49.3秒
          東経138度09分42.9秒
国指定天然記念物(1935年12月24日指定)
撮影年月日 2002年4月6日(左画像)
        2013年4月23日

画像:素桜神社の神代桜(幹と並ぶ) 注1)長野市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の案内板による。八十二文化財団ホームページ「長野県の文化財」も同じ値を載せている
注3)八十二文化財団ホームページ「長野県の文化財」による





 その昔、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、杖を水辺に挿したものが根付いたと伝承され、「神代桜」とも「素桜(すざくら)」とも呼ばれている。
 明治31年(1898)、観世宗家によって、この木をモデルに謡曲「素桜」が作られた。桜見物に来た男に、里女が「この木は昔、神が植えた。類いまれなので素桜という」と教えた。その後、男は木の下で微睡む。すると件の里女が花の精となって現れて桜を賛美して舞い、朝になると、霞とともに消えていった。およそこんなストーリーだ。
 ケヤキの一枚板に「文部省」と大書した古びた説明板には樹齢2千年、目通り11.3mとあった。すばらしい巨木だったのだろう。
 しかし、今は私の目測で5.3m。桜の巨木としては標準サイズである。
 花期は4月下旬。100年前に見てみたかった。
 
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