ページタイトル:諏訪山の桜 サイトのシンボル

画像:諏訪山の桜


画像:盛林寺のサクラ
 盛林寺の裏手墓地に咲くサクラ
名称 諏訪山の桜 (すわやまのさくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 伝承430年(注3)
所在地の地名 福島県福島市松川町字諏訪山
 
〃 3次メッシュコード 5640−33−87
 
〃 緯度・経度 北緯37度39分37.3秒
           東経140度27分37.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年4月15日

注1)福島県の「緑の文化財」に登録された後に設置されたもの(設置者名、設置年月とも不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。でも、実際はこんなに背が高くなく、幹囲も福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」にある4.5mの方が妥当な数値に思われる
注3)福島県県北地方振興局および福島県県北農林事務所が連名で設置した案内板によれば、これは天正年間(1573〜87)に伊達政宗が江戸より苗木を大量購入して植えたものの一部だという。そこから樹齢を算出した





 諏訪神社境内に咲くサクラ。神社の位置は家並みより少しだけ小高くなっている。サクラにも冠せられた「諏訪山」の地名は、そんなことと関係があるのだろうか。
 地上4〜5mで幹も大枝も失い、背が低い。すぐ近くまで行かないと姿を認めることが出来ない。
 少し離れたグラウンド近くの駐車場に車を置いて、山際の小径を歩く。
 立派なカメラを携えた中高年のグループとすれ違った。サクラ撮影がてらの小旅行ということだ。
 ここでの目当ては盛林寺裏手のサクラ。花色が濃いのと薄いのと、2本並んで立つ姿が立体感を強調して美しい。
 ついでに「諏訪山のサクラ」についても尋ねてみたが、どなたもご存知なかった。
 諏訪神社では、地元のお年寄りたちが境内を清掃しておられた。交わし会う言葉が楽しそうだ。
 サクラの近くには青いビニールシートに座布団が並べられている。このあと、小さな宴が開かれるらしい。
 この方々にとっては、かけがえのないサクラであるようだ。
 
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