ページタイトル:素盞烏命神社のスギ サイトのシンボル

画像:素盞烏命神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:素盞烏命神社のスギ(全景)
名称 素盞烏命神社のスギ
    (すさのおのみことじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 37m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県長浜市上野町(うわのちょう)(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5336−12−45
 
〃 緯度・経度 北緯35度27分18.1秒
           東経136度18分40.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2006年2月13日、長浜市に合併。旧行政区は東浅井郡浅井町





 素盞烏命神社は、名刹孤篷庵に至る途中。
 孤篷庵は、茶道や作庭に名声を残す小堀遠州の死後、小堀家の菩提寺として、承応2年(1653)に建立された。見事な庭園は、滋賀県指定名勝。あまりにも有名な、大徳寺塔頭の孤篷庵と区別するため、近江孤篷庵とか上野孤篷庵とか呼ばれることもあるようだ。
 大杉は拝殿の右手(向かって左)に立っている。幹には注連縄。御神木とされているようだ。最頂部まで青々と葉をつけている。樹勢も良い。
 上図で、右手から伸びているのはフジ。このフジと入口付近の藤棚のフジが、何れも長浜市指定天然記念物であるが、肝心の大杉は文化財指定を受けていない。(ただし、合併後の2006年11月7日、市から保存樹指定を受けたようだ)
 平凡社「滋賀県の地名」によると、当神社には面白い祭事が伝わっているらしい。毎月1・7・14・28日の4日間、夜明け前に社守が御食(みけ)を炊き、神前に供える。それをカラスが余さず食い去れば、凶事が起こらないとのこと。
 社名に「烏」の文字が用いられているのも、それ故であろうか。
 
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