ページタイトル:洲島のサイカチ 当サイトのシンボル

画像:洲島のサイカチ(幹と並ぶ) 名称 洲島のサイカチ (すのしまのさいかち)
名称の典拠 なし
樹種 サイカチ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山形県東置賜郡川西町洲島字八ツ口
 〃 3次メッシュコード 5740−01−10
 〃 緯度・経度 北緯38度00分42.4秒
           東経140度07分39.2秒
川西町指定天然記念物(1987年4月27日指定)
撮影年月日 2013年5月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 ダリア園で有名な川西町は、最上川の西に位置することからつけられた町名であろう。その東の境界は、最上川の川筋とほぼ一致する。
 川西町の最東部が洲島(すのしま)である。このあたりで、最上川の本流に鬼面川が合流する。今のように上手に河川管理が出来ない昔は、しばしば氾濫を繰り返し、流路が変わることもあったのではないか。洲島の地名からは、そんなことが想像される。
 集落のなかほどに、代々庄屋を務めたという旧家がある。そのお屋敷に、サイカチの巨木が立つ。
 この家は、戦国時代までは武士だったという。伊達氏に仕えていたが、政宗が仙台に移った際に随従せず、土着したようだ。
 サイカチは、武士だった頃、「勝」に因んで植えられたと伝えられている。
 
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