名称　万福寺のスギ　（まんぷくじのすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　２６ｍ（注1） 目通り幹囲　５．６ｍ（注1） 推定樹齢　２００〜２９９年（注1） 所在地の地名　岩手県気仙郡住田町下有住（しもありす）（十文字） 　〃　３次メッシュコード　５８４１−６４−２５ 　〃　緯度・経度　北緯３９度１１分２７．５秒 　　　　　　　　　　　東経１４１度３３分３９．４秒（注2） 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１７年５月８日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 注2）これは最大（向かって右手前）のスギの位置 　鷹取山（たかっとやま、５９７ｍ）の南南東約２．３ｋｍ。気仙川（けせんがわ）右岸。国道３４０号（世田米街道）から北西に２００ｍほど入ったところに曹洞宗金昌山万福寺（萬福寺）がある。 　国道からまっすぐ続く参道（今は生活道路となっている）を進んで行くと、正面に石段があり、左右に大杉が立ち並んでいる。距離は短いが、なかなか見事な杉並木だ。 　一番手前、向かって右側の一本がもっとも太いようだ。これが環境省データで幹囲５６０ｃｍとされる個体と思われる。向かって左がそれに次ぐ。これが４６０ｃｍとされたスギだろう。いずれも樹勢が良さそうだ。 　訪ねた日はどんな気圧配置だったのか、日は照っているのだが、断続的に強風が吹いたり止んだりの天気だった。しかも、この谷が風の通り道に当たるらしい。 　写真ではおわかりにならないだろうが、万福寺を訪ねた時間はちょうど強風の真っ盛り。 　こんな時に樹下に入るのは危ない。安全を考えて、大杉とのツーショットは諦めることにした。