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名称 皇足穂命神社の大杉
(すめたるほのみことじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県長野市富田字向台
〃 3次メッシュコード 5538−01−13
〃 緯度・経度 北緯36度40分51秒
東経138度10分06秒
長野市指定天然記念物(1972年3月1日指定)
撮影年月日 2008年5月11日
注1)1998年3月31日に長野市教育委員会が設置
注2)2000年に行われた環境省フォローアップ調査より
小雨降るなか、皇足穂命神社の大杉に会いに行った。
場所は戸隠バードラインの近く。標高のせいか、うっすらと霧がかかっていた。
ここはもと、飯縄神社の里宮だった。今も、私の持つロードマップには、「皇足穂命神社」でなく、「飯縄神社」と記されている。
案内板によれば、飯縄山の名は、山頂に食べられる砂、つまり飯砂(いいずな)がとれたことによるもの。山籠の行者が食べることもあったという(珪藻土でも産出したのだろうか?)。これは保食神(=皇足穂命)の霊徳だとして、明治6年(1873)、長野県庁より現社名を与えられたという。
大杉は、道路から石段を登った、集落より一段高い境内平面に立っている。
高台にあること、独立木であることから、落雷を招きやすいと思われる。
しかし、案内板設置に遡ること40年の間に、社叢に計3回、雷が落ちたそうだが、いずれもこの大杉ではなかったということである。 |
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