ページタイトル:助政日枝神社のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:助政日枝神社のタブノキ(幹と並ぶ) 名称 助政日枝神社のタブノキ
    (すけまさひえじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県珠洲市宝立町柏原(ほうりゅうまちかしはら)字助政
 〃 3次メッシュコード 5637−01−78
 〃 緯度・経度 北緯37度23分44.0秒
           東経137度13分24.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年6月8日

注1)石川県巨樹の会「石川の巨樹・巨木林」(2007年調査)による





 まず最初に断っておかなければならないが、実はこのタブノキは生きていない。
 上記の注1で書いたように、石川県巨樹の会が2007年に調査された際には確かに生きていた。「神木は4m上2岐。一方は10mで枯死、空洞あり。宿木も多くあるが上部は健全」と報告されている。
 ところが、訪ねた時、幹がそばに横たわり、まだ生きていると思った上部の葉は、よく見るとタブノキの葉ではなかった。もうすっかり死んでしまったようだ。(見えた葉はシロダモだと思うが、間違っているかも知れない。また、帰宅後、横たわった幹がグーグルアース画像にも写っていることを確認)
 これだけ大きなタブノキには滅多に会えるものではない。いつ枯死したかは不明だが、このタブノキの存在は2014年頃から知っていただけに、何故もっと早く訪ねなかったかと、己れの愚かさを悔いることしきり。
 でも、根元近くの形が残っているだけでも有り難いと思い直し、死んだ巨木ではあるが、紹介することにした。
 タブノキは、その外観から「軍艦島」とも呼ばれる能登の名勝見附島(みつけじま)の西方約2.1km。鵜飼川(うがいがわ)右岸に助政(すけまさ)という名前の集落があり、そこに鎮座する日枝神社の社殿後方に立っていた。
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