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名称 須賀道祖神のスダジイ
(すかどうそじんのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県鹿嶋市須賀
〃 3次メッシュコード 5340−74−79
〃 緯度・経度 北緯35度59分09.2秒
東経140度36分34.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年2月12日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
戦国時代、鹿島に生まれた「剣聖」塚原卜伝の墓から500mほど南方に、1本の老スダジイが立っている。
水神社前の交差点のところで、神社の鳥居とは別に、スダジイの前にも鳥居が設置されている。
上記の「日本の巨樹・巨木林」では道祖神の名が出ているので、私のWEBサイトでは標記の名称で呼ぶことにした。
ただし、何をもって道祖神とされているのか、よくわからない。鳥居の先はお地蔵さんのようだし、スダジイの根元の石柱は道標である。道標には、なんと「御成婚記念」と刻まれている。「大正十三年」の文字も見えることから、昭和天皇(御成婚当時はまだ皇太子)の御成婚に際して設置されたものらしい。
もしかして、道祖神はスダジイの成長に飲み込まれてしまったのだろうか。(当否不明)
スダジイは、道路側の枝を伐られ、その痕に空洞が開いている。根元はアスファルトで固められ、地面の土壌も流失しがちである。小動物の侵入を防ぐためか、幹に巻かれたネットが痛々しい。
苛酷な環境にあって、一所懸命がんばっているスダジイである。 |
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