ページタイトル:菅生三島神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:菅生三島神社のスギ(向かって右のスギ)(幹と並ぶ)



画像:菅生三島神社のスギ(向かって左のスギ)
名称 菅生三島神社のスギ
    (すごうみしまじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 6.4m/6.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生(注2)
 〃 3次メッシュコード 5032−37−63
 〃 緯度・経度 北緯33度38分28.4秒
           東経132度54分46.4秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月17日

注1)根元の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測。前者が下図の個体で、後者が上図の個体のデータ
注2)2004年8月1日、上浮穴郡(かみうけなぐん)内の1町3村が合併して久万高原町誕生。旧行政区は上浮穴郡久万町
注3)これは下図のスギの位置





 久万川左岸、四国88ヶ所第44番札所大宝寺の南方2.5kmほどのところに三島神社が鎮座する。
 案内板によれば、宝亀4年(773)、大三島の大山祇神社の分霊を勧請したことに始まる。久万・小田両郷の総鎮守。歴代領主の尊崇も厚く、慶長8年(1603)、松山藩の重臣佃十成(つくだかずしげ)が再建した拝殿は、県指定重要文化財。集落の名も「宮ノ前」である。
 社殿のある高台に登ると、拝殿の手前、両側に一対の大杉が立っていた。
 これらの大杉は、環境省の巨樹データベースに登録されていない。財団法人愛媛の森林(もり)基金から刊行された「えひめの巨樹・名木」には載っている。
 同書では6.0mのスギが2本あることになっている。しかし、一見、それより大きそうだったので、実測してみたところ、やはりもう少し大きい値を得た。年月の間に大きくなったのだろう。(しかも下図のスギは、根元が埋められているように思われる。本来はもっと大きいはずだ)
 実は、拝殿に向かって左の樹林内に、ほぼ似たような体格の大杉がもう1本ある。
 3本とも、すらっとして姿の良いスギである。
 
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