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名称 杉尾の大スギ (すぎおのおおすぎ)
名称の典拠 「福井県の指定文化財目録」(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県越前市杉尾町(注3)
〃 3次メッシュコード 5336−62−90
〃 緯度・経度 北緯35度54分51秒
東経136度15分27秒
福井県指定天然記念物(1970年5月8日指定)
撮影年月日 2007年5月27日
注1)福井県教育委員会刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年10月1日、武生市と合併して越前市誕生。旧行政区は今立郡今立町
旧今立町役場の東1kmほど。池田町に通ずる国道417号が月尾川の谷に入るあたりが杉尾町(今立町時代の地名は「町」がなく、杉尾)である。
その南西、山裾に杉杜神社が鎮座している。
社名のとおり、境内には巨杉が多く、最初に迎えてくれるスギも目通り4.9m(実測値。1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」には未掲載)。
しかし、県天然記念物の大杉はここにはなく、社殿に向かって左手の山道を登ったところ。ゆっくり歩いて10分弱。
単幹で立ち上がったものが、ある高さで突然多くの支幹に分かれている。そのあたりをじっと見ていたら、縄文時代の国宝火焔土器の姿が連想された。
スギの立つ場所より高い空間が切り開かれていて、そこからは下の景色も見える。低い側が開かれていないのは、そちらは急斜面だからだろう。
大杉の直下まで自動車道も切れているが、駐車スペースが無いので注意。 |
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