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画像:杉原の大杉(全景)

画像:杉原の大杉(幹と並ぶ)
名称 杉原の大杉 (すぎはらのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 900年(注3)
所在地の地名 岐阜県関市板取杉原(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5336−46−82
 
〃 緯度・経度 北緯35度44分22.3秒
           東経136度46分28.0秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年4月7日

注1)設置者及び設置年月不詳(板取村が設置?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。なお、「時間の輪」のご指摘どおり、「日本の巨樹・巨木林」で「所在地の通称」を「明石」(あけし)、「独特の呼称」を「月窓杉」としているスギのデータ部分は、杉原の大杉のものと思われる。3次メッシュコードはじめ、杉原の大杉によく合致している。(ちなみに同書の3次メッシュコードには誤りが多いので、私は簡単なプログラムを作り、緯度・経度データをもとに自分で算出している)
注3)現地の案内板による
注4)2005年2月7日、関市に編入合併。旧行政区は武儀郡板取村





 旧板取村役場から、板取川に沿って県道52号を約8km遡上すると、道の左手にこの大杉が見える。背の高い独立木で、周囲に遮るものがないので、見落とすことはない。
 県道から家並みに向かって緩やかに下がる斜面の途中、石垣の縁に立っている。若いスギのようなわけにはいかないが、残された枝には比較的よく葉がついている。まだ樹勢は悪くなさそうだ。
 案内板によれば、800歳まで生きた昔光山上人(案内文は句読点のほとんど無い文章で、あるいは「昔、光山上人」と読むべきなのかも知れない)のお手植えで、この地で入定するに臨み、「この杉の枝葉の緑の栄えるうちは我が法衰えず」と言い残されたという。(板取村ホームページでは八百比丘尼伝説を伝えている)
 いずれにしろ、常人の及ばぬ崇高な何ものかを、神さびた大杉の姿に感じ取っての伝説と思われる。
 
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