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名称 周敷神社のクスノキ (すふじんじゃのくすのき)
名称の典拠 「西条の巨樹」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注3)
推定樹齢 900年(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市周布(しゅう)(注4)
〃 3次メッシュコード 5033−60−86
〃 緯度・経度 北緯33度54分36秒
東経133度04分28秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月20日
注1)西条市環境サポーターが2009年11月に刊行
注2)現地の案内板による(1991年3月に東予市役所農林水産課が設置)
注3)環境省巨樹データベース(2008年調査)による
注4)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は東予市
周敷神社が鎮座する場所の地名は周布。どちらも「しゅうふ」と読めるので、両者には何らかの関係があるように思われるのだが、現在、両者の読み方は違う。地名の周布は「しゅう」であり、神社の周敷は「すふ」と読む。(土地の人はこの神社を「しゅうのみや」と呼んでいた)
案内板によれば、主祭神は火明命。天火明命(あめのほあかりのみこと)のことだろう。古くから稲作が行われた土地柄らしいので、太陽の光を神格化した天火明命を祀って豊作を願ったものと想像する。
境内には幹囲3mを超すクスノキが、全部で8本ある。左図はそのうちの最大木。
案内板には「胸高幹周7.5m」とあったが、ちょっとサバの読み過ぎのようだ。それで、この部分は環境省巨樹データベースを引用させてもらった。
案内板のデータに追いつくまで、元気でいてくれることを期待したい。その頃には、他のクスノキたちも大きくなって、きっと壮観を呈していることだろう。 |
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