ページタイトル:末町の大欅 サイトのシンボル

画像:末町の大欅_1

画像:末町の大欅_2
名称 末町の大欅 (すえまちのおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 7m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 伝承500年(注2)
所在地の地名 福井県福井市末町
 
〃 3次メッシュコード 5436−00−59
 
〃 緯度・経度 北緯36度02分43.5秒
           東経136度06分38.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年5月27日

注1)2003年11月20日、この木は景観重要樹木として「福井市重要建築物等」第24号に指定された。そのことを記した標柱(設置者、設置年月とも記されていないが、多分、福井市が設置したと思われる)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 県道3号(福井大森河野線)沿い、「末」バス停の近くに蛭子神社が鎮座している。
 その境内の南西端に1本の大ケヤキが立ち、石垣の上から道路側に身を乗り出している。蛭子神社の御神木らしく、立派な注連縄も掛かっている。
 背が低く、大枝も多く失ってしまった。幹肌のごつごつした感じと相まって、すっかり老木の印象である。
 はじめ、上図のように南西側から見たときには分からなかったが、北に回ってみると、様相が一変。内部はまったくの伽藍堂で、全周の半分に満たない皮だけで体重を支えていた。(下図)
 皮だけになってから、かなり時間が経っているようだ。皮の端は丸く肥厚しかかっている。
 やはり境内に立つ若い個体に比べると、葉が少なく、一枚一枚が小さめである。しかし、これだけの老木にしては、それでも葉が多い方だと思われる。樹勢は悪くないのだろう。
 丈は低いけれども、周囲に視界を遮る物がないため、県道を走っていると必ず目にする大ケヤキである。 
 
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