ページタイトル:双林寺のヒイラギモクセイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:双林寺のヒイラギモクセイ(全景) 名称 双林寺のヒイラギモクセイ
    (そうりんじのひいらぎもくせい)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ヒイラギモクセイ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2) ←これは根元の周囲
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 群馬県渋川市中郷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5439−60−40
 〃 緯度・経度 北緯36度32分14.8秒
           東経139度00分31.3秒
渋川市指定天然記念物(1986年5月6日指定)
撮影年月日 2015年9月29日

注1)旧子持村教育委員会が設置(設置年月未確認)。なお双林寺の正式な寺号は雙林寺(「雙」は「双」の旧字)であり、標柱でも「雙」の文字が用いられているのだが、私のサイトでは、通例に倣い、こう表記させていただく
注2)渋川市公式サイトの文化財紹介ページによる
注3)2006年2月20日、渋川市に合併。旧行政区は北群馬郡子持村





 曹洞宗の名刹最大山双林寺境内。巨大な二重門をくぐったすぐ先の左手。禅堂の手前に立つヒイラギモクセイ。
 「牧野新日本植物図鑑」によると、ヒイラギモクセイは、「ヒイラギとギンモクセイの雑種と推定されるが、その出現の由来は不明」ということらしい。また、花には雄蕊も雌蕊もあるのだが、結実することがない。どうやら「雄樹だけがあるようである」とのこと。
 子孫を残すことはないにも拘わらず、庭園樹として各地に栽培されていて、環境省巨樹データベースにも、幹囲3mを超える巨木が3本登録されている。(2015年11月現在)
 この個体は登録から洩れてしまったが、国内有数のヒイラギモクセイ巨木であることは間違いないと思われる。
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