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画像:宗寿寺のスダジイ(幹と並ぶ)

画像:宗寿寺のスダジイ(全景)
名称 宗寿寺のスダジイ (そうじゅじのすだじい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県加賀市大聖寺神明町
 
〃 3次メッシュコード 5436−32−54
 
〃 緯度・経度 北緯36度18分07.3秒
           東経136度18分29.6秒
加賀市指定天然記念物(1989年3月23日指定)
撮影年月日 2006年10月15日(左の画像)
        2014年10月10日(少し大きめの画像)

注1)1995年9月に加賀市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 加賀市役所の西700mほどのところに日蓮宗宗寿寺がある。地名の神明町は、加賀神明宮から名付けられたものだろうが、神明宮の南には寺院が並び、寺町のような雰囲気でもある。
 平凡社「石川県の地名」によれば、宗寿寺の開基は日英。はじめ法華坊(現加賀市大聖寺法華坊町)にあったが、延宝元年(1673)、大聖寺川の流路変更に絡んで現在地に移転した。
 本堂前の小庭園の一角に、スダジイの巨木が立っている。
 案内板によれば、樹容が立派なことはもとより、主幹上にヤマウルシ、ウメモドキなど7種の樹木を着生させている実態が珍しい故の天然記念物指定らしい。
 「特にスギの癒着は大木となっている」とも記されているが、探しても、スギの姿は見えない。本体の樹勢への影響が大きいと、切除されたのだろうか。
 
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