ページタイトル:宗乗寺のクロマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:宗乗寺のクロマツ 名称 宗乗寺のクロマツ (そうじょうじのくろまつ)
名称の典拠 なし
樹種 クロマツ
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 3.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県藤枝市小石川町1丁目
 〃 3次メッシュコード 5238−22−10
 〃 緯度・経度 北緯34度51分06.5秒
           東経138度15分31.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月3日

注1)「日本の松樹」による





 JR東海道本線藤沢駅から線路沿いに東京方面へ約600m。繁華な市街地に曹洞宗大雄山宗乗寺がある。
 上記「日本の松樹」で「三大松」の名前で紹介されているクロマツに会うため、宗乗寺を訪ねた。
 松は墓地の端に立っていた。全体にやや傾いて立ち、見る角度によっては弓なりに反って見える。左図の写真では大して太くないように見えるが、近くに立つとずいぶん大きい。
 ところで、神奈川県南足柄市に、天狗伝説で知られる曹洞宗の名刹大雄山最乗寺がある。名前が似ているので、宗乗寺も最乗寺と何か関係があるのかと思ったが、そうではないようだ。
 宗乗寺公式ウェブサイトによると、宗乗寺開山は長興寺2世大用宗顕大和尚。享徳2年(1453)の開創という。最乗寺ではなく、牧之原市(旧榛原郡相良町)の大興寺の流れを汲むお寺らしい。
 享保16年(1731)に本堂・庫裏が火災に遭い、13世凹海立玄の時に再建された際、山号を大雄山に改め、「三ツ大」の寺紋を制定したともあった。
 「三大松」の名前は、「日本三大桜」等の類ではなく、寺紋を意味するのだろうと思われる。
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