ページタイトル:総社神社の社叢けやき サイトのシンボル

画像:総社神社の社叢けやき(幹と並ぶ)



画像:総社神社の社叢けやき
名称 総社神社の社叢けやき
    (そうじゃじんじゃのしゃそうけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 群馬県前橋市元総社町
 
〃 3次メッシュコード 5439−40−63
 
〃 緯度・経度 北緯36度23分16.0秒
           東経139度02分16.7秒
前橋市指定天然記念物(1997年4月21日指定)
撮影年月日 2008年7月20日

注1)2003年3月に前橋市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 発掘調査の裏付けがあるわけではないが、むかし、この辺りに上野国府があったらしい。のち、その跡地に蒼海城(おうみじょう)が築かれた。上野国守護代長尾氏の惣領的立場にあった総社長尾氏が国府跡を城郭化したもののようだ。(平凡社「群馬県の地名」を参考にした) 住宅地となった現在の景観から、かつての姿を想像することはできそうにない。
 案内板によれば、総社神社の創建は平安時代末期。蒼海城築城より古い。
 祭神は上野国14郡の鎮守10社と摂社の神々を迎え祀ったもので、その数549柱。神体は、それらの名を記した「上野国神名帳」(県指定重要文化財)。まさしく「総社」神社なのである。
 慶長年間(1596〜1615)に建立された県重文の本殿をはじめ、多くの文化財を擁する神社でもある。境内のあちこちに立つケヤキ(6本)も、市天然記念物。
 最大のもの(写真の個体)は、拝殿に向かって右側。神楽殿(?)の手前に立っている。
 樹勢がよく、境内の中央付近まで、大きく枝を伸ばしている。
 
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