|
|
|
名称 宗英寺のイチョウ (そうえいじのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 三重県亀山市南野町
〃 3次メッシュコード 5236−23−25
〃 緯度・経度 北緯34度51分09.6秒
東経136度26分39.8秒
三重県指定天然記念物(1937年7月12日指定)
撮影年月日 2009年7月19日
注1)亀山市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし三重県公式WEBサイト上では「宗英寺の公孫樹」と漢字表記されている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
イチョウが立つ宗英寺は、臨済宗妙心寺派に属する禅刹。
平凡社「三重県の地名」によれば、もと隠子庵長州寺(おんしあんちょうしゅうじ)と号し、備中国松山(現岡山県高梁市)にあったが、慶安4年(1651)、当地に転封された石川氏に随従して亀山に入った。そして延享元年(1744)、同氏の亀山再入部とともに現在地に定着、現寺号を称したという。
現寺地は、鈴鹿川左岸の高台。JR亀山駅からは600mほどの距離である。
イチョウは、寺の駐車場のすぐ隣に立っている。
単幹の大イチョウで、枝振りも堂々たるもの。見ていて気持ちがいい。小さな鍾乳石のような気根(乳柱)が見られるが、気根が発達しているとまでは言えない状況。
雌株である。枝のあちこちに、まだ青い実が見える。
見上げていると、サーッと風が吹き通り、上からパラパラと緑の小球が落ちてきた。
会いに来てくれて嬉しいよ、と挨拶してくれたのだろう。 |
|