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↑クスノキの花 ↓一部分を拡大
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名称 反町薬師のクスノキ (そりまちやくしのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 群馬県太田市新田反町町(にったそりまちちょう)(注2)
〃 3次メッシュコード 5439−32−55
〃 緯度・経度 北緯36度18分00.8秒
東経139度18分42.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年5月23日
注1)まったくの目分量
注2)2005年3月28日、太田市に合併。旧行政区は新田郡新田町
旧新田町役場の東1.2kmほどに反町薬師がある。濠に囲まれた広い境内を有し、駐車場も広い。北を走る県道2号(前橋館林線)沿いに案内も出ているので、車で訪れるのは容易。
濠に囲まれているのは、ここが城郭の跡だからだ。
案内板によれば、築造は鎌倉から南北朝のころ。もともと居館として造られたものが、戦国時代に三重の濠を巡らす城郭に拡張されたらしい。新田義貞がここに住んだこともあるようだ。平成12年(2000)11月1日、この場所を含む地域が「新田荘遺跡」として国指定史跡となった。
標記のクスノキは、駐車場の北東角に立っている。
株立ちのクスノキで、樹勢は良好。
クスノキは群馬県内で自生してはいない。このクスノキも、誰かがここに植えたものだと思われる。一体、いつ、誰が植えたのか。案内板にクスノキに関する記述はない。
ただ、見た感じでは、まだ樹齢は若そうだ。残念ながら、新田義貞の時代まで遡ることは出来ないと思われる。
雨のなかの訪問で、全体にくすんだ写真になってしまった。
よく見ると、クスノキに花が咲いている。実物を見るのは初めてだ。
雨の訪問者を、クスノキが歓迎してくれたように思えた。 |
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