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名称 蘇羅彦神社のスギ (そらひこじんじゃのすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 スギ
樹高 24m/24m(注2)
目通り幹囲 5.5m/5.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県庄原市本村町下表
〃 3次メッシュコード 5233−20−17
〃 緯度・経度 北緯34度51分02.6秒
東経133度05分17.7秒
広島県指定天然記念物(1953年4月3日指定)(注3)
撮影年月日 2012年7月25日
注1)広島県の公式WEBページで紹介されている名は「蘇羅彦神社のスギ」。一方、庄原市の公式ページでは「蘇羅彦神社の大杉」。両者で名称が異なっている。果たしてどちらの名で指定されたものか。確認したわけではないが、一応、指定主体である広島県のページに掲載されている方の名前を載せることにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による。いずれも前者が向かって右の個体データ
注3)データに掲げた2本だけでなく、境内の大杉8本をまとめて指定
蘇羅彦神社の祭神は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと。海幸彦・山幸彦神話の山幸彦のこと)。蘇羅比古神社と表記することもあり、延喜式内社。
平凡社「広島県の地名」によれば、祭神の彦火火出見尊は、古事記で「虚空津日高(そらつひこ)」、日本書紀でも「虚空津彦」と呼んでいることから、蘇羅彦神社の名が起こったといわれているようだ。
全部で8本のスギが天然記念物を受けたが、随身門のすぐ先、参道両脇に立つ2本が代表格である。これら2本は、太さにやや差があるものの、多分、同時期に植えられたものだろう。
データの上では、これらを凌ぐ7.1mのスギが天満ヶ丸神社にある。しかし、そのスギは2幹のスギである。実質的には、蘇羅彦神社のスギが合併前の旧庄原市内で最大のスギだと言っていいように思われる。 |
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