ページタイトル:日光神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:日光神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 日光神社のスギ (にっこうじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 鹿児島県曽於市財部町北俣(日光)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4730−47−67
 〃 緯度・経度 北緯31度43分28.2秒
           東経130度57分43.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年7月1日、曽於郡内の3町が合併して曽於市誕生。旧行政区は曽於郡財部町(たからべちょう)





 JR日豊本線財部(たからべ)駅から直線距離で西に2.8kmほどのところに日光という名前の集落があり、そこに日光神社が鎮座する。
 主祭神は撞賢木巖之御魂天疎向津毘賣命(つきさかきいづのみたまあまさかるむかつひめのみこと)。天照皇大神の異称だそうである。(鹿児島県神社庁の神社紹介ページによる。一方、案内板にあった祭神名には「木」の文字がない。どちらが正しいのだろうか)
 和銅3年(710)、京都賀茂社神主の庶子鴨頼長が当地に開創、自ら神主になったと伝えているようだ。古い歴史を持っていることは間違いないようで、至徳3年(1386)の文書に「日光神」の名が見えるらしい。(平凡社「鹿児島県の地名」による)
 境内はスギを主体とする樹林で、みな背が高い。幹回りが3mを超える巨木もかなりある。スギのほかにクスノキ巨木も混じる。
 左図の大杉は表参道の入口。これが一番大きいように思う。(もしかしたら参道途中のスギの方が大きいかも知れない)
 「かごしまの名木」では幹囲6.2mとされているが、環境省のデータでは4.7m。ご覧のような状況なので、どちらの数値にも納得できなくはない。
 ただし、環境省データの方は、測定から約30年を経て、要項通りに高地面から1.3mの高さ(私が立つ高さからだと、身長の2倍ほどの位置)で測ったとしても、もう5mを超えているかも知れない。
 まして参道上から見れば、なかなか堂々たる大杉である。
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