ページタイトル:備のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:備のトチノキB(幹と並ぶ)

画像:備のトチノキA
名称 備のトチノキ (そなえのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県美方郡香美町小代区新屋字備(注2)
 〃 3次メッシュコード 5334−04−71
 〃 緯度・経度 北緯35度23分55.4秒
           東経134度31分13.5秒
香美町指定天然記念物(1981年3月31日、「栃の木群生地」として群生地4ヘクタールを一括指定)
撮影年月日 2010年10月15日

注1)まったくの目分量
注2)2005年4月1日、2郡にまたがる3町が合併して美方郡香美町誕生。旧行政区は美方郡美方町





 ミカタスノーパークの下を通り、県道87号を南下する。
 尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」への分岐を過ぎ、さらにもう少し進むと、道路脇に大きなトチノキが現れる(下図)。
 緩斜面から道路を見下ろすように、大きく枝を広げて立っている。大枝の太さは相当なもので、この幹から、よくこんなに太い大枝を何本も生じたものだと驚かされるほどだ。主幹の太さ自体は5〜6mといったところ。
 旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林」には、目通り9.2mを筆頭として、8.5m、7.5mの3本が掲載されている。巨木の推定本数は12本。この群生地には40本以上のトチノキがあるそうだが、巨木の割合は高い。
 上図は、下図から少し北に立つ個体。これも道路脇。
 幹の傷みが激しく、空洞が外に開いているが、幹囲だけを比べれば、下図の個体より大きいかも知れない。
 斜面の奥の方まで覗き込んでみたが、これら2本より大きそうなトチノキは見えなかった。
 9.2mのトチノキはどこにあるのだろうか。是非会ってみたいものである。
 
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