ページタイトル(添川の根子杉) サイトのシンボル

画像:添川の根子杉(幹と並ぶ) 名称 添川の根子杉 (そえがわのねっこすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 14.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県鶴岡市添川(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5839−07−88
 
〃 緯度・経度 北緯38度44分13秒
           東経139度58分42秒(注4)
山形県指定天然記念物(1952年4月1日指定)(注5)
撮影年月日 2005年8月25日

注1)1981年10月1日、藤島町添川部落会、藤島町教育委員会、山形県教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年10月1日、鶴岡市に合併。旧行政区は東田川郡藤島町
注4)林内でGPS電波がうまく受信できず、この値は地図上で見当を付けたもの。歩道の入口地点は北緯38度44分18秒、東経139度58分39秒
注5)指定年月日は現地の案内板と藤島町公式ホームページがこの日。町が設置した標柱では1955年8月1日となっている





 出羽三山のひとつ、羽黒山の北3.5kmほどの山中に根子杉が立っている。
 添川集落の中央を貫いて東に向かう道がちょうど工事中で、南側の道に入った。そのため道標を見落としてしまったが、これを見つければ、あとは案内に従ってまっすぐ進むだけ。
 しかし問題点が二つある。その一つ。途中から林道を1kmちょっと走るが、かなり狭く(もちろん、すれ違い不可)運転に自信のない人は勇気(?)がいること。もう一つは、逆コースの入口と間違えないように、ということである。こちらから入った場合は、ほぼ水平な道を5分ほど歩くだけだが、逆コースだと、「嫁出し坂」と呼ばれる急坂を登らなければならない。
 実は、はじめ山中にあることを知らず、両所神社の御神木ということで、神社付近を探してみた。が、見つからず、神社近くのお宅を訪ねて教えを請うた。すると、こちらからの道はしんどいというので、なんと、わざわざ車で東北自然歩道の入口まで先導して下さったのである。巨樹探訪では、たびたび人さまのお世話になるが、こんなにまでしていただいたのは初めてだ。すっかり恐縮してしまった。
 根子杉はごらんの通り。株立ちの大杉だが、さすがにこれだけのサイズになると、すばらしい迫力だ。
 全部で8本立ち上がっている。労を厭わない暖かいご親切が身にしみたせいか、8本は仲良く手を繋いで立っているように思えた。
画像:根子杉に至る道
 根子杉に至る道(東北自然歩道)
 
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