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画像:科野大宮社のケヤキ(7.6m)

画像:科野大宮社のケヤキ(7.6m)(幹と並ぶ)

画像:科野大宮社のケヤキ(6.7m)(幹と並ぶ)

画像:科野大宮社のケヤキ(6.6m)(幹と並ぶ)
名称 科野大宮社のケヤキ
   (しなのおおみやしゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 18mほか(注1)
目通り幹囲 左の小さな写真、上から7.6m/6.7m/6.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県上田市常田(ときだ)2丁目
 〃 3次メッシュコード 5438−42−70
 
〃 緯度・経度 北緯36度23分40秒
           東経138度15分29秒
上田市指定天然記念物(「科野大宮社社叢」として1969年5月9日指定)
撮影年月日 2002年5月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 長野新幹線上田駅の東600m、駅と信州大学繊維学部の中間あたりに科野(しなの)大宮社がある。
 科野大宮社は崇神天皇の頃(B.C.50年頃)の創立と伝える古いお宮で、信濃国分寺が建てられた天平(729〜49)の頃には国府の官祭が行われたと伝えられている。また、古代小県郡(ちいさがたぐん)にあった信濃国府の総社だったのではないかとも推測されているらしい。
 市街地にあるが、足を一歩踏み入れると、ここだけ異次元世界のようだ。境内には目通り6mを超すケヤキが3本もあって壮観である。さらには3.6mのイチョウ(上写真、軽トラックの隣りの木)やムロ(ヒノキ科ネズミサシの古名)・スギなどの巨木もある。
 社殿の横には、既にとうの昔に枯れてしまった切株も大切に保存されている。説明板によれば、元禄時代(1688〜1704)に枯死した大ケヤキで、目通りは8.8mあったという。「槻の御神木」と名付けられている。
 科野大宮社は、市民の憩いの場所として親しまれた神社でもある。市制80周年を記念して上田市が選定した『21世紀に伝えたい「上田の景観80選」』にも「科野大宮社の巨木」が選ばれた。
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