ページタイトル:修善寺日枝神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:修善寺日枝神社のスギ 名称 修善寺日枝神社のスギ
    (しゅぜんじひえじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県伊豆市修善寺(注2)
 〃 3次メッシュコード 5238−37−64
 〃 緯度・経度 北緯34度58分18.0秒
           東経138度55分41.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年2月3日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。なお、このデータは左図の3本のうち、最も手前に立つ個体のもの
注2)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡修善寺町





 弘法大師空海が開いたと伝える修善寺の名刹福地山修禅寺の東隣に日枝神社が鎮座する。もとは修禅寺の鎮守山王社だったが、明治の神仏分離を機に修禅寺から分離されたようだ。
 修禅寺と言えば、鎌倉2代将軍源頼家(みなもとのよりいえ)が幽閉された寺として知られる。また、頼朝の弟範頼(のりより)も修禅寺の塔司(たっす)信功院に幽閉されており、現在、信功院はないが、その跡地が日枝神社境内にあって、庚申塔が1基残されている。(「信功院跡」案内板より)
 日枝神社境内にはスギ巨木が数本。
 左図、右側に見える注連縄が掛かった二本杉が有名で、「夫婦杉」とか「子宝の杉」と呼ばれている。20年ほど前に訪ねた時は、鉄製の階段が付けられていて、2本の幹の間を通り抜けることで子宝に恵まれるとされていた。今は階段が撤去され、回りがすっきりしている。
 左図、左側のスギが単独では最も太いだろうか。
 しかし、二本杉の1本ずつも太さはあまり変わらず、本殿横のスギや参道石段上部のスギも大きい。これらはみな同時期に植えられた可能性が大きいように思われる。
 観光地の中心部に位置していることから、参詣者も多く、大杉に感嘆する声もときどき聞こえた。
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