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画像:出世稲荷の公孫樹
         こちらが太い方↑
名称 出世稲荷の公孫樹
    (しゅっせいなりのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板より(注1)
樹種 イチョウ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 600余年(注3)
所在地の地名 埼玉県川越市松江町1丁目
 
〃 3次メッシュコード 5339−63−99
 
〃 緯度・経度 北緯35度55分03.1秒
           東経139度29分04.0秒
川越市指定天然記念物(1958年3月6日指定)
撮影年月日 2004年9月4日

注1)1989年2月に川越市教育委員会が設置した案内板に「いちょう窪の出世稲荷の公孫樹」の名が見える。ただし、天然記念物指定名称は、これとは異なり、単に「イチョウ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)現地の案内板による





 西武新宿線本川越駅の北東400mほどに稲荷神社があり、参道入口、2つの石鳥居の両側にイチョウの巨樹が立っている。向かって左側の方が太いが、向かって右も目通り5.6mを有し、なかなかのものである。
 神社は、天保2年(1832)、当地の立川氏が京都伏見稲荷より分霊したもの。天海僧正が住したことで知られる名刹、喜多院からもほど近いが、あまり参詣客が多いようには見えない。
 市中の小さな神社といった趣きである。
 
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