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名称 宿原三島神社のスギ
(しゅくばらみしまじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.3mほか(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 千葉県君津市宿原
〃 3次メッシュコード 5240−60−52
〃 緯度・経度 北緯35度12分49秒
東経140度01分25秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月18日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
小糸川(こいとがわ)が作る三島湖の西に、小さな独立峰があり、そこに三島神社が鎮座している。千葉県指定無形民俗文化財「三島の棒術と羯鼓舞」を伝える神社である。
平成25年(2013)建立の社殿改築記念碑によれば、元亀年中(1570〜73)の火災で什宝・古文書を焼失したという。少なくともその時までには既に三島神社があったわけだが、残念ながら、それ以前の歴史を語る記録の類は残っていないようだ。
スギ巨木の林立する境内林がすばらしい。
抜きんでて大きい個体は見当たらないが、旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林」によれば、目通り3mを超える、いわゆる「巨樹」が40本。なかなかの壮観である。
あちらこちらに目立つ大杉があって、目移りする。どれが一番大きいのだろうか。
スギたちの代表として、社殿の手前、右手に立つスギに登場してもらったが、これが最大ではないかも知れない。
目分量で幹囲5m前後のスギだけで10本以上はありそうだ。
是非とも後世に残してもらいたい鎮守の森である。 |
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