ページタイトル:松蔵寺のエドヒガン 当サイトのシンボルマーク

画像:松蔵寺のエドヒガン 名称 松蔵寺のエドヒガン (しょうぞうじのえどひがん)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県伊達郡国見町小坂天上畑
 〃 3次メッシュコード 5640−64−61
 〃 緯度・経度 北緯37度53分32.5秒
           東経140度31分16.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月6日

注1)まったくの目分量





 東北自動車道国見インターチェンジから、小坂峠(こさかとうげ)を越えて宮城県白石市の小原地区に至る県道が46号「白石国見線」だ。(県道番号・県道名とも福島・宮城両県で共通)
 この県道の福島県側最後の集落が小坂で、集落の北に曹洞宗蟠竜山松蔵寺がある。(参詣者用駐車場あり)
 本堂に向かって左手に信達三十三観音霊場第20番札所の観音堂があって、観音堂の左奥には、境内を接して稲荷神社が鎮座する。左図のシダレザクラは観音堂と稲荷神社の間の斜面に立つ。(稲荷神社の参道脇と表現した方が分かり易いかも知れない)
 立ち上がってすぐに2幹に分かれ、さらにその上でも分岐するため支幹はみな細く、遠目では巨木だと認識するのは困難。密集する細竹に囲まれた根元を覗き込んで、やっと巨木だと分かる。
 もともと一株なのか、それとも合体木なのか、あるいは2本がただ近接しているだけなのか、近くで観察すれば分かるかも知れないが、細竹に阻まれて接近困難。幹囲測定も諦めた。
 印象だけで言えば、まだ若々しい桜である。樹勢も良さそうに見える。
 ところで、この桜とは別に、本堂前にも目立つ桜がある。
 大きく3幹に分かれ、古木然としたその姿は、享徳3年(1454)開山という歴史ある禅刹に相応しい。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 でも、そちらはエドヒガンでなく、ソメイヨシノ。従って樹齢も150年未満と思われる。
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