|
|
|
名称 正蓮寺の椎の木 (しょうれんじのしいのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スダジイ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 島根県浜田市旭町木田(注3)
〃 3次メッシュコード 5232−22−63
〃 緯度・経度 北緯34度53分13.8秒
東経132度17分04.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月20日
注1)2010年度みーもの森づくり事業によって設置された標柱。設置者名は浜田市名木保存審議会(?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年10月1日、浜田市に合併。旧行政区は那賀郡旭町
市立木田小学校の400mほど南東に、浄土真宗本願寺派鶴池山正蓮寺(かくちざんしょうれんじ)がある。白壁の石垣に囲まれた、まるで小さなお城のような寺だ。
案内板によれば、天文元年(1532)、元伊賀名張城主服部志摩守入道智順の開基。歴史学者服部之総(はっとりしそう。1901〜56)の生家でもある。
精細な彫刻が施された山門をくぐる。この山門は、「和田の工匠(たくみ)」と称された相州(現神奈川県)小田原生まれの長山喜一郎の手になるもので、弘化2年(1845)の落成。当地方では有名な門らしい。(これも案内板より)
門の先、右手に立派なスダジイが立っている。
老スダジイ独特の、パイプを束ねたような太い幹は苔に覆われ、雨に濡れて淡く光っているように見えた。上部までしっかり葉を繁らせ、樹勢も良好そうに見える。
天然記念物ではないが、2008年10月1日、浜田市指定名木第34号となっている。 |
|