ページタイトル:聖光寺のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:聖光寺のケヤキ 名称 聖光寺のケヤキ (しょうこうじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 富山県南砺市楮(こうず)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5436−47−30
 〃 緯度・経度 北緯36度21分51.2秒
           東経136度52分32.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年8月1日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2004年11月1日、2郡にまたがる8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡上平村





 道の駅「上平ささら館」から国道156号を庄川(しょうがわ)上流に向かって南下する。
 このあたりでは右岸が富山県、左岸は岐阜県と、庄川が県境になっているため、国道が庄川の橋を渡る毎に、両県を往き来することになる。
 その途中に楮(こうず)の集落がある。(ここでは昔、和紙の原料となる楮(こうぞ)が採れたのだろうか?)
 集落の北部高台に真宗大谷派篠塚山聖光寺があり、向かって右手の小道を裏山の方に少し入ったところに左図のケヤキが立つ。
 小道と書いたが、ほとんど使われることのない道のようで、道であることさえ分かり難い状態だった。
 ケヤキは古い石垣の縁に立っており、土留めの役目を担っていたのかも知れない。
 この石垣の上も下も、草木が生い茂っている。石垣の上には何らかの建物、または墓地があったのではないかと想像するのだが、今は自然林にかえりつつある様子。
 檀家さんも減って、お寺の維持も大変なのだろう。
 ケヤキは立ち上がってすぐに複数幹に分かれているため、遠目には巨木に見えない。
 楮が遠隔の地であることもあり、檀家さんのほかは知る人の少ない大ケヤキだと思われる。
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