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名称 正覚寺のツブラジイ (しょうかくじのつぶらじい) 名称の典拠 「みえの樹木百選」(注1) 樹種 ツブラジイ 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 5.9m(注3) 推定樹齢 不明 所在地の地名 三重県亀山市阿野田町 〃 3次メッシュコード 5236−23−07 〃 緯度・経度 北緯34度50分35.5秒 東経136度27分48.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年3月27日 注2)上記「みえの樹木百選」による 注3)しばしば参考にさせていただく「巨樹と花のページ」に5.85mとあったので… JR亀山駅の南東約1.4km。鈴鹿川(すずかがわ)右岸の高台に、臨済宗大徳寺派妙峰山正覚寺がある。 左図のシイ巨木は、本堂の右側(向かって左)。墓地に向かう途中に立つ。 幹も大枝もみな途中で失われていて、根元に大きな空洞がある。 「みえの樹木百選」によると、「昔、参拝者が線香に火をつけるのに、この空洞を風よけにしたため、火災がしばしばおこった」らしい。空洞内の木屑、あるいは空洞内に入り込んだ枯葉にでも燃え移ったのだろうか。 炎が空洞内だけで済んだのなら、樹勢にはそれほど影響を与えるとは思えないが、それにしても出火を招くような行為が良かろう筈がない。 それはそれとして、むしろ葉が極めて少ないことが私には気になった。訪問前に確認したグーグルアースの航空写真からは想像できない姿だ。 何があったのだろうか。 ※たびたび貴重な情報を下さる埼玉県在住のNさんから、その後再び青々と葉を付けているとの情報を戴いた。「木の情報発信基地」サイト中「巨樹名木探訪」の画像(2021年5月2日撮影)でも確認。情報に感謝するとともに、ひとまず安心。(2021/08/22追記) |
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