ページタイトル:正印寺のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:正印寺のタブノキ 名称 正印寺のタブノキ (しょういんじのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府宮津市宮村
 〃 3次メッシュコード 5335−21−25
 〃 緯度・経度 北緯35度31分32.0秒
           東経135度11分40.2秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月16日

注1)環境省巨樹データベース(2019年調査)による。ただしこれは最大木のデータで、恐らく左図の個体のものではない
注2)左図の個体の位置データ





 曹洞宗東光山正印寺は、京都丹後鉄道宮村駅から直線距離で北東に約350m。戦国時代に細川氏が丹後平定の拠点とした八幡山(164m)を背にしている。
 案内板によると、延宝年間(1673〜81)に当時の住僧本哲が宮津藩主永井尚長(ながいなおなが)の家老中村某の助けを借りて中興。中興開山は宇治興聖寺の梅峰竺信(ばいほうじくしん)。
 かつては天台宗か真言宗に属し、薬師如来を本尊とする寺だったが、このとき曹洞宗に転じたものであろうか。(当否不明)
 まるで城郭のような石垣と塀の上に本堂がある。
 駐車場から真っ直ぐ登る石段の左側に、タブノキが横に3本並んで立っている。いずれも幹囲は5mを超えている。(環境省データでは576cm、553cm、513cm)
 左端の個体が最も大きいように思えたが、違っているかも知れない。実は、根元に立てるのは、石段近くに立つ左図の一本きりなので、比較するのがちょっと難しい。
 大きさは一番でなくとも、私には左図の個体が一番印象的だったので、代表となってもらうことにした。
 急斜面にしがみつくように踏ん張る根と幹。これでもかとばかりに噴出する若枝。そしてやはり、ごく近くで見上げる姿からは強いインパクトを感ずるからである。
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