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名称 昌福寺のケヤキ (しょうふくじのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町(注2)
〃 3次メッシュコード 5338−23−67
〃 緯度・経度 北緯35度33分31.6秒
東経138度27分48.8秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年4月24日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2010年3月8日、南巨摩郡内の2町が合併して富士川町誕生。旧行政区は南巨摩郡増穂町
日蓮宗寿命山昌福寺の庫裏(?)の裏に立つケヤキ。
昌福寺は永仁2年(1294)、日全を開山として開かれた名刹。昭和31年(1956)に総理大臣となった石橋湛山の父が住職を務めたこともある。
広い境内はよく整備され、参詣していて気持ちがいい。墓地には墓石が多数並んでいる。今も寺運は盛んなようだ。
参道を進むと、右手奥、本堂の屋根越しに樹冠が見える。
大ケヤキは一般参詣者が立ち入ることのできない領域に立っているため、墓地側から眺めることにした。
下枝はほとんど無く、主幹が高い位置までスッと立ち上がっている。そしてそこから一気に四方に枝を広げている。表皮のささくれが目立つが、これだけ十分に葉を繁らせていれば、樹勢の悪かろうはずがない。
墓地からは北にあたるため、日影を作ってくれることはないが、そのかわり、順光を受けて存分に光り輝いている。存在感は十分。
檀家の方々にとって、一つのシンボルになっているのだろうと思われた。 |
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