ページタイトル:長府正円寺の大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:長府正円寺の大イチョウ 名称 長府正円寺の大イチョウ
    (ちょうふしょうえんじのおおいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山口県下関市長府中之町
 〃 3次メッシュコード 5030−77−99
 〃 緯度・経度 北緯34度00分02.9秒
           東経130度59分20.5秒
山口県指定天然記念物(1969年2月4日指定)
撮影年月日 2012年7月26日

注1)1970年2月に下関市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 長府は門国(ながとのくに)の国があったところで、古くから栄えてきた町である。その中心部、旧山陽道に面する浄土真宗本願寺派鼓石山正円寺境内に、県天然記念物の大イチョウがある。
 市街地にあって、なにもかも窮屈な感は拭えないが、そんな環境にあって、よくここまで育ったものだと思う。
 地上2〜3mで大きく5幹に分かれている。それらの支幹からは、いかにも老木らしく、気根(乳柱)がいくつもぶら下がっている。その中には、幹と見紛うほどに太く生長したものもある。
 雌株だから、ギンナンも大量に落ちる。晩秋には落葉の処理もたいへんなことだろうと思う。まして、こんな市街地にあれば、なおさらである。
 年は取ったが、イチョウは今も元気そうだ。大切にされているからこそだと思われる。
 
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