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名称 菖蒲沢のからかさ松
(しょうぶざわのからかさまつ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 アカマツ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県諏訪郡原村菖蒲沢
〃 3次メッシュコード 5338−71−46
〃 緯度・経度 北緯35度57分35.8秒
東経138度11分57.5秒
原村指定天然記念物(1972年4月1日指定)
撮影年月日 2024年3月30日
注1)天然記念物指定名称は単に「からかさまつ」
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
中央道原(ちゅうおうどうはら)パーキング・エリア(上り線)の東方約600m、菖蒲沢集落内北西部の道路脇に立つアカマツ。
この道はかつての街道だったのだろうか。松の根元に庚申塔があり、石塔の下方、左右に「左上諏訪道」「右善光寺道」と刻まれていた。
松は地上1.3mほどで大きく2分岐。その姿から「二子松(ふたごまつ)」と呼ばれることもあるらしい。
大枝の切断痕から想像すると、昔はもっとバランスの取れた、「からかさ松」の名に相応しい姿をしていたのではないだろうか。恐らく道路拡幅の際に伐られたのだろう。現在の樹冠は二車線道路と反対の向きに偏っている。
幸い、今のところ、枯れ枝は見えないようだ。
まだ松枯れ病の猛威が完全に終息したとは思えないなか、これだけ元気な松が見られると、単なる旅人に過ぎない私も、なんとなく嬉しくなってくる。 |
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