ページタイトル:石原神明神社のフジ 当サイトのシンボルマーク

画像:石原神明神社のフジ(幹と並ぶ) 名称 石原神明神社のフジ
    (いしはらしんめいしゃのふじ)
名称の典拠 なし
樹種 フジ
樹高 −
目通り幹囲 3.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県郡上市八幡町初納(石原)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−57−29
 〃 緯度・経度 北緯35度46分29.8秒
           東経136度59分35.0秒
郡上市指定天然記念物(1998年8月18日、「神明神社の大杉と藤」の名称で、フジが登るスギとセットで指定)
撮影年月日 2021年8月6日

注1)根元から長さ1.3mのところでフジの周囲長を実測
注2)2004年3月1日に、郡上郡内7町村が合併して郡上市誕生。旧行政区は郡上郡八幡町





 長良川(ながらがわ)の支流吉田川(よしだがわ)右岸、石原地区に神明神社が鎮座する。大きな神社ではないが、国道472号(通称「せせらぎ街道」)に面しているので、左図の大杉や境内の大岩が車窓からもよく見える。(神社に駐車場がないので注意)
 岐阜県神社庁公式ウェブサイトの神社紹介ページによると、祭神は天照大神(あまてらすおおかみ)。もともと石原の住民は川向こうの川佐(かわさ)に鎮座する神明神社の氏子だったが、往来に不便だったため、延宝3年(1675)、当地の安田仙右ェ門なる者が分霊を勧請して祀ったのが始まりとのこと。
 境内のフジとそれが絡むスギが天然記念物に指定されている。
 神社境内らしく周辺はよく手入れされ、根元ではスギとフジの領分がきちんと分かれていて、乱雑な感じはない。フジは平ぺったい板のようにまとまっていて、板の幅は1mくらいありそうだ。
 ただし上空では渾然一体。両者の枝や葉が錯綜してカオスのような様相を呈している。
 フジにとって、自身の健康はもちろんだが、スギにも元気でいてもらわなければ困る。勢力の加減が微妙なところ。
 幸い、今のところはフジもスギも、ともに樹勢が良さそうである。
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